carview! PR企画 掲載期間:2017年3月22日〜2017年4月21日 | sponsored by FCA Japan

ワクワク感に包まれたカーライフを!

話はコンペティツィオーネに終始してしまったけれど、ベーシックな「595」にも心が弾んだ。というかむしろ上級者はコッチの方が、「うんうん」と頷いてくれるかもしれない。

若干ソフトなサスペンションは確かにロールを許すけれど、その過渡特性は穏やかで、これをコンペティツィオーネに付けてもよいのでは? と思うほどの出来映えだった。タックインから曲がり込むポイントを体に覚え込ませながら曲げていくと、まるでチンクと会話しながら走っている気持ちになれる。

今回のマイチェンでエンジンパワーも5ps増しの145psとなっており、その動力性能にも不満なし。シングルクラッチによる加速Gの途切れだって、シフトアップの瞬間にアクセルを抜いてやればピッチングも起きない(もちろんMTも選べる)。乗り手の工夫次第で速く走れる愉しさが、「595」には沢山詰まっているのである。

ただ速いだけのホットハッチが欲しいのなら、別の選択肢もあるかもしれない。けれど、少しでもイタリアン・ピッコロに興味をもったなら、そのステアリングを握ってみるべきだ。乗ればきっとアナタにも、“サソリの毒”が回るはず。カルロ・アバルトの意志をついで、でっかいヤツラをぶっちぎってくれ!

レポート:山田弘樹 / 写真:小林俊樹