[月刊チャージャー]
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バックナンバー 2005年7月号
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【対談】山本恭司のドリームセッション対談/ゲスト:サンプラザ中野 バンドデビューは、ミミズの衣装だった。
 2005.07 CONTENTS
 Theme No.1
キライな上司の下でも、高い査定をもらう裏ワザ!
 Theme No.2
高田純次流 シゴト生き残り戦略
 Theme No.3
6歳児からの自社ビル。〜六本木ヒルズを眼下に〜
 Theme No.4
バンドデビューは、ミミズの衣装だった。
 Theme No.5
気になる業界別社員特典アレコレ
 Theme No.6
ロシア産・正体不明の生物を、退職金はたいて買い付けた女性。
 Theme No.7
根本はるみが、キュンとよろめくサラリーマンとは…
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僕は125歳まで生きるので、あと80年。


山本:今、音楽の方は……

サンプラザ:爆風スランプ活動休止の後、河合とスーパースランプを再結成しました。でも、どうにも消化不良な感じを引きずっちゃいましたね。開店休業状態かなあ(笑)。

山本:執筆活動にも旺盛に取り組んでるよね。テーマは株とか、健康とか、最近は恋愛小説まで書いてる。

サンプラザ:健康づくりの一環として、フルマラソンもやってます。3回挑戦して、1回しか完走してないですけど(笑)。

山本:正にRunnerだね。ところでとても意外だったのが株なんだけど、あれは?

サンプラザ:「個人投資家が増えると日本が良くなる」って自説を持ってる人がいるんです。その人の影響ですね。個人投資家を増やすにはどうしたらいいのか考えて、まず俺自身が株をやってる姿を見せたらどうかと思った。芸能人って、そういうの隠したがる人が多いけど、そこをあえて。失敗もしてますけどね。2000株買おうとして2万株買ったりして。
山本:あっ、1桁間違えてボタン押しちゃったんだ(笑)。しかし、良い大学を出たかと思うと、突然ミュージシャンになり、今度はマラソンや文筆業なんて、本当に予想もつかない遍歴だよね。そういう生き方になるのはどうしてだろう。

サンプラザ:俺、持久力がないんですよ。そのかわり爆発力はある。何かをやろうと決めるとガーッと突き進めるんだけど、ひとつ成果を出すと自分を誉めて終わりにしちゃうんですね。

山本:そういう資質を持つきっかけって、どこら辺にあるんだと思う?

サンプラザ:心当たりは、やっぱり子どもの頃にやった小児マヒですね。リハビリがめちゃめちゃきつかったんです。母親が付いていてくれたんですけど、絶対に怠けさせてくれなかった。あの経験が、ひとつの目標に向かってまずやる、という性格を作ったんじゃないかなあ。

山本:でも、目標を達成すると安心しちゃう。

サンプラザ:そうですね(笑)。学生時代にも同じような経験があるんです。付き合ってた女の子に思いっきりフラれて、その理由が「中野くん、怠け者だから」。発奮しましたね。とにかく勉強を頑張って、成績をぐんぐん上げて、地元では最高レベルの私立大(早稲田)に受かった。そうしたら、彼女が戻ってきたんですよ。

山本:すごいパワーだ。

サンプラザ:でもその途端に「もう勉強しねえ」(笑)。

山本:じゃあ、今取り組んでる活動も、もしかしたらいきなり終わりになっちゃう可能性があるってこと?

サンプラザ:いや、こればっかりは長続きしていくでしょう。株にしても健康にしても、そもそもゴールが存在しないものじゃないですか。だから、残りの人生全部かけてもやっていこうと思ってます。僕は125歳まで生きるので、あと80年。

山本:125歳なんだ。俺もH.Pの日記に「120歳になったら……」って書いているんだけど、5歳負けた。

サンプラザ:そう、125歳まで。株、健康、それに歌手の「3K」を生き甲斐に頑張っていきますよ(笑)。
対談後記

体にハンディを負い、運動がまったく出来なかった男が、今やマラソンマン。「尻の穴から出たい」などとハチャメチャな歌を歌っていた男が、今や株式指南本。成功が彼を苦しめ、苦しみが彼をまた成功への道へと突き動かす。闇雲に突っ走っていた過去を教訓に、今彼は緻密な作戦を立てながら人生の完走を目指している。
きっとこれからも新たな可能性に向かって走り続けるアウトロー、サンプラザ中野。彼が「♪いつか辿り着いたら♪」、僕らに打ち明けてくれる事って何なんだろう?興味津々であと80年待とう。(山本恭司)
■インタビュアー
山本恭司[Kyoji Yamamoto]


ハードロックバンドBOWWOWのリーダーでリードギター&ボーカル。豪快で圧倒的なサウンドとギターテクニックによりジャパニーズ・ヘヴィーメタル・ムーブメントの先駆けとなった。デビュー当時はキッスやエアロスミスとのツアーが大きな話題を呼び、その後ロンドンをベースにヨーロッパで3年以上活動、イギリスでチャートインするなど海外での評価も高い。また、バンド活動以外にもギター・インストゥルメンタル・アルバムのリリースや矢沢永吉のツアーに参加するなど幅広い活躍をしている。
もっと詳しく(BOWWOW official site )”
文/漆畑陽生(ネック・ブリーカー・ドロップ)
取材協力/アミューズ、ワイルドランド

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