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■ケース1
将来ビジョンのない“いま生き”サラリーマン
「特にやりたい仕事ではなく、ただなんとなく就職しただけ。だから、ヤル気もないんです」と無気力に話すのは、システムエンジニアの菊池文昭さん(仮名・27歳)。毎朝9時から深夜23時まで働いているにもかかわらず、残業代が出ない、と嘆く。
「給料は、年俸制で年に一度の査定会議で決定するんです。それまでに取得した資格や実績、勤務態度などで評価され、着実に上がってきてはいますが、微々たるもの。ホント安い月給でコキ使われていますよ」
ボーナス時には、同期に1ヵ月分もの差をつけられたこともあるとか。プライドはないのだろうか。
「最近は他の仕事にさえ就けば、ヤル気も出て評価されるはず、と前向きに考えるようにしています。だから、SEのさまざまな資格を取得するつもりもなく、とりあえず働いているような状態ですね」(前出・菊池さん)
自然と仕事は手抜きに。その結果、上司に叱られても平気になってしまったとか。将来への明確なビジョンが存在しないアバウトな生き方をする、典型的な無計画リーマンと言えるだろう。
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■ケース2
通帳は一切見ない!金はすべて払う!! 男気サラリーマン
一方で、給料の金額にかかわらず無計画さゆえに、お金の貯まらないサラリーマンも多く存在する。貯めようと思えば、貯められる。中小化粧品メーカー勤務の山下健太郎さん(仮名・32歳)もそう考えるサラリーマンの一人だ。
「手取りは28万円。お金が減っていくのを見るのが恐いので、給料が振り込まれてから、通帳残高は一切チェックしませんね(笑)。だから、何に使っているかよく分からないんですよ。でも、貯金はいつでもできると思っているので、いまはお金を自由に使える生活を楽しんでいます」
さらに、彼の場合、後輩や女性と飲む機会が多く、それらの飲食代をすべて支払っているという。
「貯金できない原因は、このおごり癖があるかもしれません。金がないと思われたくないじゃないですか。多少背伸びしてでも、会社の後輩には一銭も払わせません。そのせいで、毎月のカードはリボ払いで苦しいんですけどね」(前出・山下さん)
たしかに、会社の後輩におごることで仕事上、多大なメリットをもたらすこともある。しかし、それも自分の実入りにあった金額内で抑えるべきだと思うのだが……。
次ページでは「無計画リーマンからの脱出法」を紹介しよう! |
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