[月刊チャージャー]
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バックナンバー 2006年1月号
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【調査】リスク高サラリーマン時代の乗り切り方。 ホームレスに学ぶ、失敗したその理由!
 2006.01 CONTENTS
 Theme No.1
Theme No.1ホームレスに学ぶ、失敗したその理由!
 Theme No.2
Theme No.2竹原慎二のボコボコ相談室 Round.3
 Theme No.3
Theme No.3コレジャナイロボ THE STORY
 Theme No.4
Theme No.4栄養ドリンクは、そのままオシッコに?!
 Theme No.5
Theme No.5あぶな〜いっ!!  15歳の女の子が、○○○を持って……
 Theme No.6
Theme No.6できるサラリーマンの“手抜き”仕事術
 Theme No.7
Theme No.7方向性の違いに悩んでバンド脱退も、5年かけてメンバー口説いて完全復活。
 Theme No.8
Theme No.8日本で8番目の自動車メーカーのオーナー。
 Theme No.9
Theme No.9頑張ってる男性の頭をなでなでしたいなぁ。
バックナンバーINDEX
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ホームレスからの復帰が難しい日本社会

 昨年、最も注目を集めた国会議員・杉村太蔵センセイの「国会議員とニートは紙一重」という名言ではないが、「会社経営者とホームレス」が密接な関係にあるのは知る人ぞ知る話。リスクの高い立身出世を目指した結果、ホームレスに転落した人は実に多い。

「大学3年のときに、アパレル関連の会社を起業。しかし、取引先のメーカーが倒産したことがきっかけで、連鎖的に倒産。妻とも離婚し、息子や娘とも離ればなれに……」
 渋谷区内の公園でホームレスをしているEさん(47歳)は、4年前の出来事を遠い過去のように思い出す。
「結局、4億円の借金だけが残ってしまった。自分の心の甘えの当然の報いだと思い、日々生活してます。でも、いつかは社長とまではいかなくても、普通の生活ができるようになりたいですね」と、再び這い上がるのを夢見て、空き缶集めに精を出す日々を送っている。

 現在、日本のホームレス人口は2万5000人以上。この中から、元の生活に戻れる人はごく少数。自立支援の道が開かれていない日本において、一度落ちてしまったホームレス生活からの社会復帰は、難しいのが現状だ。
気楽なホームレス生活が人の向上心を奪う

 ホームレスは、二極化する資本主義社会の犠牲者というイメージが強いが、一概にそうとは言い切れない。自身もホームレス経験を持ち、周辺事情に詳しい作家の松井計氏は、いまのホームレスの生活について、次のように話す。
「ホームレスはみんな、生きるか死ぬかの生活をしているように思われるがそうともかぎらない。特にビニールハウスで生活している人は意外といい生活をしている。本や缶を集めれば、ある程度の金にはなるし、この飽食の日本では、食べ物も手に入れやすい。ある意味で、普通に生活するよりラクな部分もあるんです」

 たしかに取材してみると、ビニールハウス生活者の中には、テレビやDVDプレイヤーを所有する人たちもいた。だが、その便利さが彼らの自立、社会復帰を妨げているというのだ。
「体力的にも、精神的にもきついかもしれないが、贅沢さえしなければ生活は可能。それが、彼らから社会復帰する気持ちを奪っていくんです。不衛生な環境だから体は蝕まれ、さらに心までもが病んでしまう。そして、気ままなホームレス生活から抜け出ることを拒絶してしまう人が多いんです」

 ホームレスの中には、夢を追い求めて上京した20代半ばの男性や、元経営者という人も数多く存在する。彼らの多くは、始めは社会復帰を計ろうとしてしたかもしれない。しかし、この自由な生活に身を置いたら最後、“向上心”という人間にとって大切なものを失ってしまうようだ。

次ページでは『元経営者ホームレスがアドバイス! 〜サラリーマン時代にこう生きとけ〜』を紹介していこう。
松井計(まついけい)氏
●大学卒業後、英語講師、古書店店主などの職を経て作家に。半年間のホームレス体験を元に『ホームレス作家』(幻冬舎)を著し、話題となる。新刊『家族挽回』(情報センター出版局)が好評。
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 カイシャ非常口
 
 
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