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好きなことを見つけて追いかけた。
それがたまたま「巨乳」だっただけ。
80年代後半になると、出版業界に男性誌や情報誌の創刊ラッシュが起きたんだ。その頃、俺はどうやったら堀江を売れるかって考えていたんだけど、すぐに「これだ!」と思ってね。当時はまだ、マンガ雑誌の表紙に水着姿の女の子を使うなんて発想がなかった時代だったんだけどさ。これがたまたま『少年マガジン』の編集者と意気投合して、堀江しのぶのグラビアを何十ページもやらせてもらったら、すごく評判が良かった。これがいわゆる「巨乳路線」の始まりなんだよね。
なんとか、この「巨乳路線」で大きく当ててやろうと思ったから当時は必死だったよね。次々と胸の大きな女の子だけを発掘していったんだ。そこからは、俺の人生は「巨乳バカ一代」だよ。かとうれいこ、細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりや、小池栄子、佐藤江梨子、MEGUMI……と続いてきてね。何千人、何万人と面接して、いくつものオッパイを見てきたよ(笑)。
なかには当然、売れなかった子もいる。どうも俺は、タレントをビジネスとして割り切って見れない部分があってさ。ある程度、仕事がはいってくると、女の子に「次、なにがやりたいんだ?」って、希望を聞いちゃうんだよね。当然、女の子も売れてくると、グラビアをやりたがらなくなる。その結果、俺が親身になり過ぎたばかりに、芸能界で失敗しちゃったような子もいたりしてね。難しいんだよなあ。この辺のさじ加減は……。
好きなことを見つけるには時間がかかるよ。俺だって、子供の頃から巨乳好きだったわけじゃないさ。時流が合って、世間の要望があって、40歳近くになって「巨乳路線」を見つけたんだから。ただ、自分が楽しいと思う人生を選べば、そのなかで生きる道は見つかるもんなんだろうね。それを追い続ければ、必ず一番になれる日が来ると思う。まあ、俺自身もその途中にいるんだけどね。去年もいろいろゴタゴタがあったりして、まだまだ成功したとは思っていない。俺の「巨乳ドリーム」はこれからだよ。うん。
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取材・文/mashroom.jp、QBQ
撮影/mashroom.jp
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