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サラリーマンには「粉飾決算」が必要なこともある!
ライブドア事件の焦点となりつつある「粉飾決算」。粉飾決算とは、企業が決算を意図的に操作して虚偽の利益を発表すること。企業にとっては命取りな「上場廃止」という罰が待ち受ける悪質な行為だ。
でも、個人の生き様のなかでは、ときに粉飾決算が必要悪となる。すなわち「武士は食わねど高楊枝」な生き方だ。現実の生活収支は火の車でも、彼女は家族には「問題なし」と強がりながら、自分に投資を続けて能力向上に邁進する「粉飾決算生活」は、将来の力を育ててくれるはず。
ま、個人の生活収支を粉飾したところで誰かに迷惑かけるわけじゃない。むしろ、自分は「有意義なお金の使い方をしているのか」という真実を、自分に対して粉飾することが問題なのだ。はたして、世のサラリーマンたちは、どんなお金の使い方をしているのだろう。まずは、アンケートでその実情を探ってみた!(※アンケート調査/インフォプラント) |
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年収500万以下が主流。
アンダー40サラリーマンの厳しい現実

今回のアンケートは首都圏(1都3県)に在住在勤の20〜30歳代男性サラリーマン100名を対象に実施した。既婚者は52%と過半数なのに、個人年収は500万円未満という人が62%を占めた。首都圏の高額な家賃を払い、マイカーでも所有して、子供なんてできたら、能力向上のための自己投資なんてしている余裕はないのが現実なのだ。

今の収入に満足しているサラリーマンは26%。年収600万円以上が28%だったことを考え合わせると、年収への満足ボーダーラインは、600〜700万円あたりにあると考えられる。ともあれ、74%という大多数のサラリーマンが、収入に不満を抱えつつ、日々の生活を送っていることになる。
とはいえ、貯金額と借金額のどちらが多いかを質問すると、貯金額が多いという回答が70%を占めた。マイホーム購入などの一大事はともかく、借金してまで自分を向上させようとしている人は少なく、しっかり貯金する堅実な生き方を選ぶ人が多いのだ。

キャリアアップや能力の向上を目指して「自己投資」をしている人の割合は34%。収入に満足している30%と数字は近いが、必ずしも高収入の人が自己投資をしているわけではないのが興味深い。
「今の給料には満足していないが、今の職業を続けることが将来独立するときの勉強になると考えている」(25歳・建築設計)というように、安い給料で働くことが自己投資だという考えも面白かった。
自己投資の目的や内容としては「キャリアアップのために、英会話と専門分野の勉強をしている」(28歳・医薬品メーカー)や、「情報処理の資格取得を目指している」(29歳・IT関連)といった、語学や資格習得を目指して勉強している人が多かった。
最近の個人投資ブームの影響か、株への投資をしているという回答も目立ったのだが、自己投資とはただ資産を殖やすための手段ではない。むしろ「健康増進のため、水泳などのトレーニングを続けている」(39歳・メーカー経理担当)というフィジカル強化のほうが、自己投資の意義にかなっているといえるだろう。
ともあれ、貯金をしているのは多数派でも、自己投資をしているサラリーマンは少数派。将来、本当の意味で「勝ち組」になるために、どちらが大切かじっくりと自分の生活を省みることが大切だ。
次のページでは「自己投資」について、専門家の意見を聞いてみた。 |
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