クマ 昔は放射線っていえばレントゲン撮影ってイメージだったけどね。最近はCTや放射線治療とかあるし、放射線は使わないけどMRIも放射線技師が扱うからね。ひとくちに放射線技師といっても、仕事はどんどん細分化して専門家してるよな。ちなみに、僕は放射線治療が専門なんだ。
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| 中部地方の病院で働く放射線技師たち。それぞれ専門は異なる。左から、放射線治療担当の「クマ」、MRI担当の「ブル」、CTやレントゲンを担当する「トラ」。プライベートでも仲の良い3人が、本音と現実を話してくれた。 |
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トラ オレはCTや血管撮影が専門。資格を取るときはいろんな思いもあるんだけどさ、病院に入ると、配属される部署で固定化されちゃう。検診センターとかに入ると、ずっと胸のレントゲン撮り続けることになるんだよね。
ブル 放射線を扱う資格だから、一緒に勉強してた中には、原子力発電関係の仕事に就いたり、非破壊検査の会社に行ったヤツもいますね。あ、ちなみに僕は今、MRIの担当です。
トラ 最近、病院も合理化とかリストラの波がすごいけど、オレらの仕事は専門的だから、リストラされる心配は少ないよね。尿や血液とか、検査担当者はアウトソーシングされやすいもん。
クマ 最近は、読影(レントゲン写真などを見て病巣などを読み取ること)できない医者も多いしなぁ。実際、技師の腕次第で患者の命に関わることだって少なくないよな。
トラ オレがやってるCTなんて、造影剤の使い方ひとつで結果は全然変わっちゃうし。
ブル でもね、たとえばCTの台数って、世界の1/4が日本にあるって言われてるんですよね。目の玉飛び出るような値段の機械が、半径数キロに何台もあるのは、ちょっと理不尽を感じたりしますけど。
クマ ペット病院にMRIまであったりするし……。
トラ そもそも、日本の医療ってムダな検査が多すぎる。日本人の医療被曝はダントツで世界のトップって言われてるもん。
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