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月刊チャージャー7月号
【調査】言いたい事を言ってくれ!
業界別覆面座談会 第32回 20歳代漁師の「人生って?」(標準語訳) |
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今月は、東北地方で「シジミ漁師」として頑張る20歳代の若者3人が集結してくれた。漁師って職業は「環境」や「食」といった人類にとって重要な問題の最前線。さらには地方の疲弊が危惧される世の中で、生まれ育った町の伝統的な漁を受け継ぐ彼らは、どんな人生を過ごしているのだろうか。休漁日にくつろぐ漁師の本音、聞いてみようじゃないですか!
※実際の会話は現地弁満載でしたが、適宜標準語的にアレンジして紹介します。 |
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黒馬 いやあ、漁師は一番やりたくねえ職業だったもん。高校時代からバイトしてた会社に入るつもりだったんだけど、就職試験に「作文」があってさ。そんなの書けねから、しょうがなく実家の漁を継いだんだ。んで、今に至るって感じだな。
白馬 オレの場合は、高校で一度街に出て、そのまま一度就職したんだけどさ。ま、ちょっとしたゴタゴタで辞めることになってしまってさ。実家に戻って、漁を手伝うことになったんだよなぁ。
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| 東北地方でシジミ漁師として頑張る20歳代の青年たち。あえて場所を明言することは避けるが、日本有数のシジミ産地の伝統を支える若い力だ。写真左から、白馬、黒馬、茶馬と呼ぶ。 |
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茶馬 おいらは、東京で就職したことがある。でもな、給料は安いのにキツイ仕事ばかりやらされて。東京で一人暮らしは金もかかるしさ。アホらしくなって辞めて実家に戻って、一度は建築関係の職人の修行をしてたんだよね。でも、建築関係は不況だし、数年前に漁業権に当選したのがきっかけで、本格的に漁師を始めることにした。親戚がシジミ漁師で、子どもの頃からずっと手伝いはしてたし。自分の力でお金稼げるのはやりがいあるしな。
白馬 んだ、やっぱり金だなぁ。ここのシジミ漁は時間に制限があって、漁は午前中だけで終わるし、今は週2日、きっちり休みも取れるしさ。こんなことなら高校行かねで最初から漁師になっとけばよかったよ。
黒馬 でもさ、実家が漁師やってると、仕事のキツさを知ってるからな。シジミ漁は沖に出るわけじゃないから海が荒れて死ぬ心配は少ないけど、逆に、雨でも風でも雪でも海に出なきゃいけないし。身体ごと浅瀬に入ってやる漁だから寒い時期はほんとにキツイ。親への反抗心もあるし。おまけに、ここ数年は漁獲高がすごく減ってきてるから。オレなんかは、ほかに仕事があるなら、今すぐにでも辞めたいさ。
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