[月刊チャージャー]
ChargerTOPChargerについて [Yahoo! JAPAN PR企画]

山本恭司のドリームセッション対談
 | 1 | 2 | 3 |
【対談】山本恭司のドリームセッション対談/ゲスト:橘高文彦(筋肉少女帯・X.Y.Z.→A) 「筋肉少女帯」復活! 人生、やり直せるものですね。
 Vol.20
Vol.20瞬火[matatabi](陰陽座)
 Vol.19
Vol.19高橋ヨシロウ(ACTION・NOVELA)
 Vol.18
Vol.18橘高文彦[Fumihiko Kitsutaka](筋肉少女帯・X.Y.Z.→A)
 Vol.17
Vol.17坂本英三[Eizo Sakamoto](ANTHEM・アニメタル)
 Vol.16
Vol.16BOWWOWデビュー30周年 山本恭司スペシャル・インタビュー
 Vol.15
Vol.15柴田直人[Naoto Shibata](ANTHEM)
 Vol.14
Vol.14Anchang(安藤弘司)(SEX MACHINEGUNS)
 Vol.13
Vol.13DAITA
Vol.1〜Vol.12はコチラ
ディスコグラフィー
バックナンバーINDEX
[月刊チャージャー] TOPヘ
 
ギターを始めたきっかけは先生への恋心?


山本:今日のゲストはX.Y.Z.→Aのギタリストであり、筋肉少女帯として復活する、フライングVの貴公子・橘高文彦君です(笑)。橘高クンとはもう何度か対談してるんだけど、今日は、今まで聞いたことのない生い立ちにも迫りたいんだ。

橘高:生い立ちですか。僕は鍵っ子だったんですよね。父親が脱サラで雀荘始めて、母親もそれをフォローするためか水商売を始めて。両親が「よしこれから新しい人生切り開くぞ」って時に生まれ育った子供だったんです。だから、親はあまり家にいなかった。母はその後、水商売の才能を開花させて、大阪のミナミに店持ったりするんですけど。僕のちょっと水っぽい部分は、そのあたりに原因があるのかな、と。

山本:なるほど〜、今すごく納得してしまった(笑)。じゃあ、いつもお兄ちゃんと留守番だったんだ。

橘高:それが、4つ違いの兄貴は東京の慶応高校に進学しちゃったので。小学校5年生からはほとんどひとりぼっち。家に帰るとテーブルの上に千円札が置いてあって。僕にとっておふくろの味は、店屋物の味ですから(笑)。

橘高文彦(筋肉少女帯・X.Y.Z.→A)
■ゲスト:橘高文彦(筋肉少女帯・X.Y.Z.→A)
1965年、大阪生まれ。84年、高校卒業と同時に『AROUGE』でプロデビュー。18歳でセルフプロデュースを手がける。89年『筋肉少女帯』にギタリストとして参加。94年にはソロアルバム『Euphoria』を発表。98年には『X.Y.Z.→A』を結成し、翌年、活動休止中だった筋肉少女帯を脱退。その後、『X.Y.Z.→A』で精力的なライブ活動を展開している。今年になって、大槻ケンヂと仲直り。12月には『筋肉少女帯』正式再始動で注目を集めている。
橘高文彦 オフィシャルサイト
筋肉少女帯 復活情報局!
X.Y.Z.→A オフィシャルサイト
山本:一人きりの家で何やってたの?

橘高:食事するテーブルとテレビの間に鏡を置いて、眺めてましたね。ナルシズムとしての鏡じゃなくて、寂しがり屋の鏡なんです。鏡を見れば、もう一人の僕がそこにいるから寂しさが紛らわせたんですよ。

山本:鏡って、ちょっと怖いイメージもあるけどね。でもなんか情景が浮かんで切なくなるな。その頃は、まだギターは弾いてなかったの?

橘高:僕がギターを始めたのは、小学校の必修クラブだったんです。若い女性の音楽教師がいて、授業中にやたら元気に指揮するんです。すると、腕を振るから服の裾が上がってちょっとお腹が見えたりして。初期衝動を覚えたというか(笑)。その先生がギター部の受け持ちだったんですよ。ギター部に入るには家にギターがなきゃいけなかったんだけど、なぜか家に誰も弾かなくなったガットギターが転がってて。ちょうど、KISSの初来日で衝撃を受けたのと、ギター部に入ることができて喜んでたのは同時期だと思います。

山本:ははは、いいね〜、その初期衝動って。で、小学校の時に、いきなりKISSを弾き始めた?

橘高:いえいえ全然。ギター部で最初、CとAマイナー、そしてFを教えてもらったんです。そうしたらまた、その先生が「才能がある!」って褒めてくれて。恋心ゆえの根性で練習しましたね(笑)。

山本:へえ、恋に燃え、先生のためにギターを弾きまくる小学生かー、見てみかったな(笑)。じゃあロックギターはいつ頃から?

橘高:KISSのスコアを手に入れて、音符は読めないから、自分でギターのネックの絵を描いてフレットごとに音名を書き込んだりして、それで練習してたりしましたね。音楽は勉強してないけど、中2くらいで「あ、この音はこう繋がってるんだ」って気付いたりして。

山本:努力家だったんだ!

橘高:いやあ、好きだったんですよ。そういうのが。ギターソロもただコピーするんじゃなくて、まずはアドリブみたいにしてなんとなく覚えたり。

山本:コピーも大事だけど、すでに自分を表現したいって思ってたのかもね。僕も最初はオリジナルのようには弾けないし、それらしく聞こえるように工夫しつつアドリブで弾いてたな。

橘高:ですよね。コピーのほうが難しいもん。弦楽器の難しいところって、同じ音程が何カ所もありますから。

山本:同じ音を違う弦で弾くと、表情も変わるってとこがギターの深さでもあるんだけどね。そんな風に練習を続けるうちに、たとえば、Fを1個覚えることで、ハイコードで全部のコードが弾けることに気付いたりしたでしょ?

橘高:そうなんですよ。練習してると、突然パッと世界が広がるような感覚があったのは、今でも鮮明に覚えてますね。

次のページは、「高校在学中にプロ契約!」

123| >>
 
PR企画についてのご意見・ご感想をこちらまでお寄せ下さい。
Copyright (C) 2010 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.