[月刊チャージャー]
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サラリーマンの裏の顔
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【調査】サラリーマンの裏の顔/東大法学部卒の黒帯弁護士 六本木ヒルズで働く弁護士にして、新極真の指導員
 Vol.1
Vol.1IT関連企業宣伝マンにして、古本屋店主
 Vol.2
Vol.2物流倉庫会社経理マンにして、流鏑馬(やぶさめ)の継承者
 Vol.3
Vol.3広告会社営業マンにして、船釣りのプロフェッショナル
 Vol.4
Vol.4マーケティング会社OLにして、隠れ家的アロマサロンの週末経営者
 Vol.5
Vol.5六本木ヒルズで働く弁護士にして、新極真の指導員
 Vol.6
Vol.6大手メーカーで働く女性係長にして、週末は「海のオンナ」
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英語力を生かして、六本木ヒルズの法律事務所へ。

中山達樹さん
空手をやる前、小学校4年から大学1年までは、野球をやっていたんです。中学で全国優勝しましたが、高校では勉強もしたいので軟式野球部に。東大では体育会の硬式野球部に入りましたが、1年間で辞めてしまいました。実は、大学に行った大きな目的が「友人の幅を広げていろいろ切磋琢磨したい」ということでした。でも体育会の野球部にいると、どうしても野球漬けの生活になってしまう。神宮で対戦する六大学の選手を目の当たりにして背の低い自分の野球人生に限界を感じましたし、何より野球は高校で燃え尽きてしまったみたいですね(笑)。

弁護士という仕事に興味をもったのは、高校3年生の頃でした。私の好きな「ガンズアンドローゼズ」というバンドが来日した時に、著作権の交渉などをする弁護士さんとお会いする機会があったんです。それまで、弁護士という仕事には法廷で検察や裁判官と向き合う堅苦しいイメージが強かった。でも、このときに会った弁護士はまったく違う。世界中を飛び回り、オフィスはきれいで、受付の女性もキレイだったし(笑)。結構ミーハーなんです(笑)。

ただ、東大法学部に入ってからも、すぐに弁護士になるための勉強をはじめたわけではありませんでした。六法を開いてみたら、字が小さいのに参っちゃって(笑)。野球部を辞めてからは、学生起業のセミナーに参加したりしながら、いろんな可能性を模索していましたね。結局、司法試験の勉強を始めたのは、大学3年の終わり頃。遅めのスタートでした。
中山達樹さん
司法試験に合格したのは受験7回目です。択一といわれる一次試験は通るものの、二次の論文で足踏みしてしまいました。論文の試験は3日間くらい続くんですが、初日でテンションが上がってしまって、その夜から眠れなくなったりして。根が真面目すぎるんですかね(笑)。実は、司法試験の勉強って、2〜3年きっちりやると、あとはそんなに覚えるべきことはなくなるんです。知識はあっても、自分で自分にプレッシャーをかけて失敗してしまうことが多い。受験時代後半は、そうしたプレッシャーとの闘いでした。

今の事務所にはとても満足しています。弁護士の仕事には大きく分けて2つのタイプがあります。刑事事件や離婚、交通事故などの案件を扱う「一般民事」と、企業関連の案件を扱う「企業法務」ですね。私が勤務している事務所は後者の企業法務が専門で、海外や外資系のクライアントが多いです。今の業務の6割程度は英語を使った仕事です。中学生の頃から漠然と「得意な英語を生かした仕事がやりたい」と考えていたので、その目標も叶ったことになりますね。

出社はおおむね8時30分。仕事が終わるのは22時とか23時になることが多いですね。今は六本木の近くに住んでいるので、自転車通勤です。土・日は基本的に休みですが、案件によっては書類の準備をしなければならないこともあります。平日に空手の稽古はなかなかできません。ただ、時々バスやタクシーで渋谷に駆けつけて、道場でサンドバッグを叩き、一汗かいた後に事務所に戻って深夜まで仕事を続けることもあるんです。デスクワークばかりだと体がなまってしまうので、とてもいい気分転換になりますね。

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 カイシャ非常口
 
 
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