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好きが高じてわらしべ社長
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【逸話】好きが高じてわらしべ社長/株式会社choke choke 代表取締役社長 吉川沙耶香 21歳でランジェリーメーカーの社長。ヘンな誤解をされる事も多いんです。
 
専門学校の成績はオールA、
なのに中退してどん底に…


高校の卒業式の次の日から、新聞販売店の借り上げのアパートに入って、新聞配達を始めました。辛くはなかったですよ、楽しかったです。同僚にも恵まれたし、配達エリアのお客さんたちとも仲良くなれて。集金に行くたびに、「おつりいらないよ、おこづかいにしな」と小銭をくれるお客さんがいたり、「ごはん食べていきなよ」と、おそば屋さんがおごってくれたり。楽しかったけれどかなり体力のいる仕事でしたから、食欲があって知らない間に1年で15kgも太っちゃってて。今はちゃんと15kg痩せましたけど(笑)

株式会社choke choke 代表取締役社長 吉川沙耶香
でも、肝心の専門学校のほうは、半年で辞めちゃったんです。というのも、学校は結構がんばって前期の成績がオールAだったんですが、気がついたら毎日、他の人たちが演じる台本を書いたり、みんなに演技を教えたりする立場になっていたんです。それで、「私の居場所はここじゃない。もっと勉強できる場所があるはず」と考えて。それからすぐに専門学校は辞めて、俳優養成所に入ることにしました。有名な役者さんをたくさん輩出しているところです。そのころ、芸能事務所にも所属していました。

学校を辞めたら、新聞配達の奨学生制度は適用されなくなります。そこからは、いろんなアルバイトをしました。中野サンプラザで料理運びをしたり、飲食店でバイトしたり、派遣社員もやりました。スポーツジムでバイトしている時には、ついでにインストラクターの資格も取りました。

そういう生活がしばらく続いて…、だんだん気が滅入ってきちゃったんですよね。せっかく芸能事務所に所属したのにレッスン代払ってるだけでなかなか仕事はもらえないし、一方で私より若い子たちがどんどんデビューしていくんです。気持ちはものすごく焦るのに、現状はなかなか変わらない。ああ、大学行っていれば、今頃ラクだったかもしれないのに…とか、考え込んじゃったりもして。

ちょうど一年前、去年の秋頃。あの時期は本当に辛かったですね。精神的に少し病んじゃってたのかもしれないです。これまで、勉強でもなんでも自分の思うように結果を出せてきたのに、初めて自分の思うようにいかない場面にぶちあたって、挫折感をおぼえたのかもしれないです。

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