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転職コラム・カイシャ非常口への階段
 
 
公務員には税金で“新人材バンク”、
じゃあ、サラリーマンの定年後は?
定年を迎える団塊の世代の70%以上は、
経済的な不安を抱えているという現実。


公務員による民間企業への天下り、すなわち談合や癒着を防止する目的で始まった“新人材バンク(官民人材交流センター)”の構想。コンセプトは立派だが、なんだか釈然としないのは私だけだろうか。仮にうまくいって談合や癒着がなくなったとしても、要するに税金を使って公務員の再就職先を斡旋してあげるということなのかと。なんだか、ハローワークより優遇されているような気がしてならない。

ちなみに、定年を迎える団塊の世代のうち85%が定年後も働くことを望んでいるそうな。おぉ、定年まで働いてもまだ働きたいとは“エコノミックアニマル健在か!”と思いきや、「経済的な理由から、働く必要があるため」という人が70%だとか…。しかも、定年後も働き続けることを望んでいる人のうち46.2%は、再就職先がまだ決まっていないという。

団塊の世代:定年後の不安

さて、20代〜30代のサラリーマン諸君、自分の定年までの収入シミュレーションをしたことがあるだろうか? 今の仕事、今の会社のままで大丈夫かどうかの皮算用をしておいてソンはないはず。「将来の自分の賃金予想なんてできない」という人は別の検証方法をお伝えしよう。社内にいる定年間近の先輩or上司の、年収や貯蓄残高や再就職等をリサーチしてみるといい。大丈夫、どんな結果だろうと、今からならまだ方向転換に充分間に合うから。

 カイシャ非常口
 

事情通に聞く、本音トーク。
「先輩の収入を聞いて転職、結果的に起業に至りました」


転職・起業経験者:N氏■転職・起業経験者:N氏
「会社についても、仕事の内容にも、特に不満はありませんでした。強いて言えば収入が若干低いかも、と感じていたぐらい。で、何となく先々の事が気になったので同じ部門の先輩の年収を聞いてみたら、思ったより高くない。こりゃ将来的にマズいなと感じ、思いきって転職しました。

転職してすぐは大して収入アップしたわけではありませんが、外に出ることで自分を客観視することができましたね。先を見越して日々過ごすクセがついて、ついには自分で会社を設立するに至りました。結果オーライだったのかどうか分かりませんが、少なくとも、あの時に将来へ思いを馳せなければ今の自分はなかったと思います」
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