|
|
 |
 |
「失敗をしたくない」世代が急増中?
8割の20代が毎月貯蓄をしている実情。 |
 |
|
|
いざという時の貯蓄だけが
リスクヘッジになりうるのか?
最近の人たちには「若いうちの失敗は、買ってでもしておけ」という教訓が活きていないのだろうか。成功に失敗は不可欠で、失敗を経験しなければ成功の意味もわかりにくい。起業に成功した人も、会社組織で大きく出世した人も、失敗なしで後のポジションを手中にした例はないと言っていいだろう。
2008年2月29日に発表された調査結果によると、20代の若者の約80%が毎月の収入を貯蓄に回しているらしい(株式会社マクロミル調べ)。また、貯蓄の背景にある理由に「いざという時」や「病気・事故の備え」、「老後の蓄え」といったことが挙げられている。終身雇用の崩壊や公的年金への不安、経済の先行きが不透明な昨今である。たしかに、将来のリスク管理を目的とした貯蓄を完全に否定することはできない。
しかし、あえて苦言を呈するならば、貯蓄をすることだけがリスクヘッジとなるのだろうか。現在のような金利の低い状況を考えてみても、貯蓄だけが将来の生活を補完してくれるとは考えにくい。そもそも貯蓄ではなく、まずは収入を増やすことを考えるべきではないだろうか。リスクヘッジとしての貯蓄という考えは、あまりにも消極的すぎる気がしてならない。
右の表を見るまでもなく、銀行の利息なんぞたかが知れている。それほど将来が不安なのであれば、もっと根本的に自分自身を見直すべきだろう。もちろん、転職や起業には失敗のリスクが伴う。しかし、微々たる利息に期待するよりも“失敗すること”の財産を積み上げていくほうが、長い目で見ればずっと得策ではないだろうか。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
事情通に聞く、本音トーク。
「現状維持もリスク、という考え方」
■転職経験者:K氏
「転職のきっかけは、会社に依存しきっていた自分に気づいたこと。年齢が30を過ぎていたこともあって、転職にはリスクがありましたが、会社に残り続けていたリスクを考えると、転職してよかったと考えています。
将来、起こりうる最大のリスクというものを考えた時、何をすべきかということは明白でした。転職活動の最中に資格を取ることができたことが、うれしい誤算。拠り所を手に入れることができたような気がしています」
■転職経験者チャージャー編集長談
「世の中の給与システムが変化し、結婚・出産・子らの進学など生活の変化に合わせた必要分の昇給が望めなくなりました。したがって生活費の必要変化に合わせて収入を満たす為には、必然的にそれを満たす為の転職を考えざるを得ません。
企業は安く働かせたいという都合と、いい人材が欲しいという二つの都合があります。企業に入った後で能力を高めた場合は、概ね前者の都合で大きな昇給は望めません。私もそうでしたが、これからの時代30歳前後になったら、最初の大きな給与アップの為に、誰もが必然的に転職という形の“昇給”を目指す時代となるでしょう。
このような戦略的な所得設計を怠る事こそ、人生における大きなリスクを放置し続ける事になるのです。」 |
|
|
月刊チャージャー4月号
転職コラム・カイシャ非常口への階段 Vol.27[月刊チャージャー]
「失敗をしたくない」世代が急増中? 8割の20代が毎月貯蓄をしている実情。 |
この記事をソーシャルブックマークへ投稿(ソーシャルブックマークとは)
|
|
|
|
|
|