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山田隆道『11AM@三軒茶屋』
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2009.4.15
藤原紀香に学ぶ『ヒロイン力』
2009年3月24日
女優・藤原紀香とお笑い芸人・陣内智則の離婚が成立し、陣内が吉本興業グループ東京本部で離婚会見を行った。黒のスーツ姿で約100人の報道陣の前に登場した陣内は神妙な面持ちで「このたび正式に離婚しました。僕が浮気をして彼女を深く傷つけてしまいました。すべては僕の責任です」と頭を下げた。まだ記憶に新しい2007年5月の超豪華結婚披露宴以来、わずか2年のスピード離婚となった。
理想的なリカツを演じた藤原紀香の一人勝ち!

藤原紀香写真集 Origin Norika in Kenya格差婚として注目を集めた藤原紀香と陣内智則。結婚当初、格下とされる芸人と結婚した藤原紀香は「地位よりも中身で男を選んで立派!」と世間から称賛され、一方の陣内は「妻が格上で大丈夫か!?」と大いにいじられたものだ。そして、今回の離婚騒動。浮気した陣内だけが大バッシングされ、一方の紀香は仕事で海外に滞在していたため、取材攻撃を華麗にスルー。しかも、なぜか三十代後半にもなる娘の離婚に紀香母までしゃしゃり出てきて、陣内の浮気を涙ながらに打ち明けるというオマケまでついた。

まったく凄まじいまでの紀香の一人勝ちである。浮気した事実があるだけに陣内が叩かれるのは仕方ないが、離婚会見にしろ、その後のテレビ出演にしろ、今回の騒動で矢面に立ったのは陣内のみ。紀香サイドは母親が出てきたり、紀香の相談相手という謎の風水師が雑誌上で紀香の苦しい心境(相談者の秘匿情報だと思うけど)を代弁しただけで、当の紀香本人は何とも楽チンな離婚劇に思える。最近流行りの言葉をあえて借りると、紀香は理想的なリカツ(離婚活動)を演じたのだ。

さらに離婚成立後、ようやく海外仕事から帰国した紀香は報道陣に予想外の笑顔を振りまき、「(陣内に)感謝しています。結婚したことを後悔していません。2人それぞれ頑張っていきます」といった趣旨の超前向き爽やか優等生発言を連発。ブログにも「陣内の幸せを心から願っています」などと聖人君子みたいな言葉を綴り、好感度狙いと思われても仕方ないような姿勢を貫いている。おまけに離婚後初となるドラマの役柄が「鬱病に悩む夫を献身的に支える妻」の役だって? 紀香は今回の離婚によって「どんな苦境に立っても健気に頑張る女性」という新たなイメージを手に入れようとしているのだろうか。
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