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つながりエピソード

悩んでいた時に家族や友人など、身近な人の支えや一言で励まされた経験がある方にインタビュー。
あなたのすぐそばにも相談できる人がきっといるはずです。

ゲイであると初めてカミングアウトした時、元彼女の言葉に救われた。

下平武さん24歳・特定非営利活動法人ReBit 理事 インタビューを読む

祖国を離れ心細くても、いつも母はさり気なく寄り添ってくれた。

李金敏さん28歳・留学生 インタビューを読む

この先の活動に悩んでいた時、大先輩の言葉が背中を押してくれた。

江口勉さん32歳・シンガーソングライター インタビューを読む

「言ってくれてありがとう。なんか近づけた気がする。」

下平 武さん

下平 武さん(24歳)
大学生
特定非営利活動法人 ReBit 理事

初めて自分がゲイであるとカミングアウトした時の相手の第一声で、高校時代に付き合っていた彼女の言葉です。
彼女と付き合っていく中で恋愛対象が男性だと自覚し、別れることに。その後もメールなどはしていて、お互い浪人生だった時にカミングアウトしました。電話で冷や汗をかきながら何時間もかけて絞り出すように伝えると、彼女は何気ない言葉で受け入れてくれたんです。
そこから彼女には誰にも話したことない家庭環境のことや、悩みを打ち明けることができました。受験もお互いに励まし合うことで乗り越えられました。大学ではLGBTの学生のサークルに入り、同年代のLGBTの友人と出会いました。そこで新たに生まれたつながりにも感謝しています。

下平 武さん
カミングアウトを受け入れてくれた“元カノ”は
今では“親友”に。

これは、一緒に海外旅行に行った時、自分たちで撮影した写真。彼女とはフランクにお互いの恋愛の話をできるくらい、近い関係です。カミングアウトを受け入れてくれた時から、ずっと僕の親友です。

「你吃饭了吗(ごはん食べた?)」

李金敏さん

李金敏さん(28歳)
留学生
日本大学大学院 商学研究科

日本の大学院で勉強したいと、来日して5年になります。はじめは、文化の違いに戸惑ったり、思うように日本語が話せず困ったりしましたが、大学院やアルバイト先の友人に支えられ、徐々に日本の生活にも慣れていきました。祖国を離れての生活に心細さを感じることもありますが、母が電話越しにかけてくれる言葉に、今も支えられています。
中国では、たまにしか連絡を取っていませんでしたが、日本に来てからはほぼ毎日連絡をくれるんです。
そんな母の第一声はいつも「你吃饭了吗?」です。
日本語に訳せば「ごはん食べた?」ですが、その意味以上にこの言葉からは“病気はしてない?”や“寂しくない?”という母の気づかいや優しさを感じ取ることができるんです。
その言葉をかけられる度に、「私は世界で一人ではない」と思うことができるし、母をはじめ、家族とはとても心強い存在であると感じています。

李金敏さん
遠く離れていても常に心を通わせる大切な家族

中国を発つ直前に家族みんなで撮った写真で、一人暮らしの部屋に飾っています。
地理的には遠く離れていますが、頻繁に連絡を取り合っているので、家族との絆は中国にいた頃よりも深まったと思います。

「自分を信じて、行動すること」

江口 勉さん

江口 勉さん(32歳)
シンガーソングライター

2008年に上京し東京でシンガーソングライターとしての活動を始めたのですが、集客や曲作りなどが思い通りにいかず悩んでいました。
そんな心境の中、作曲家として第一線で活躍する岩戸崇さんに今後の活動について相談をした時に「人のせいにしない」という言葉をかけてもらいました。
大事なことを決める時に人任せにしていたことでトラブルになった経験もあり、大先輩の厳しいながらも的確なアドバイスに愛情を感じました。
そして「自分がやり遂げたいことは責任を持ってやり抜くことが自分の糧になる」と気がつくことができました。今では、「人のせいにしない」という言葉が僕の音楽活動でも、普段の生活でも軸になっています。
自分で責任を持って何でも一人でやろうとして抱え込むと深みにはまることもあるので、色々な人と話して見解をインプットし、最後の決断を自分でするようにしています。

江口 勉さん

写真右が岩戸崇さん

尊敬する大先輩の言葉を胸に、
一人ひとりに届くライヴを。

2015年7月に行われたワンマンライブの後に撮影した写真です。
岩戸さんとは友人の紹介で出会い、アルバム制作時に編曲とエンジニアを担当してもらいました。岩戸さんと僕を繋いでくれた友人にも、とても感謝しています。