小林製薬

中国では肺を洗う? 喫煙や大気汚染で悩む人の呼吸器ケア

最終更新:2017年11月22日(水)

PM2.5をはじめとした大気汚染問題を抱えている中国で、現在、「洗肺」は個人旅行を計画する際のキーワードのひとつとなっています。日本に住んでいても、タバコを吸っていたり排気ガスの多い場所で暮らしていたりする人にとっては決して他人事ではない、呼吸器と健康の関係についてご紹介します。



一体、「洗肺ツアー」とはなんなのか。AllAboutで「中国」ガイドとして活躍中の鈴木晶子さんにうかがいました。


●「洗肺ツアー」またの名を「スモッグ避難ツアー」といいます

「“洗肺ツアー”というのは実際に肺を洗うわけではなく、スモッグを避けて空気のきれいな場所に旅行し、肺に新鮮な空気を吸い込もうというのが目的。小学生までの子どものいる家庭、呼吸器疾患のある人や、健康意識の高い富裕層などに人気が高く、特に富裕層のなかには空気の澄んだ海外に人間ドックを兼ねた医療観光に出かける人も少なくありません。

海外の渡航先で人気が高いのは、プーケットやバリ島、モーリシャス、済州島、モルディブなど。日本のなかでは、富士山や熊本、北海道が人気です。

“洗肺ツアー”人気の背景にあるのは、中国の深刻な大気汚染。北京で大気汚染に対する最上級の警報“赤色警報”が初めて発令された2015年に“洗肺ツアー”の注目度がグッと高まりました。

咳をする男性

特に汚染度合いが高いと言われている北京周辺では“スモッグで目の前にモヤがかかり、景色が真っ白に見える日”が頻繁にあります。数メートル先もぼんやりしているようなスモッグのひどい日は、空気の臭いにも違和感があり、本能的に「体に悪い」と感じるような、科学的で独特な臭いがすることも。スモッグの原因は、日本でも有名なPM2.5。自動車の排気ガスや集中暖房システムによるものといわれています。

さらに、中国の喫煙者数は約3.16億人に上り、その数はアメリカの人口に匹敵。女性の喫煙率も上昇していて、7.4億人が間接喫煙で健康被害に直面しているというデータもあるほどです。

ここまでお話ししたような環境下で、多くの人が自身の“呼吸器の汚れ”に対する危機感を抱き、“洗肺ツアー”に人気が集まっているのです」

◆取材協力◆
All About 中国ガイド
鈴木 晶子さん

大学在学中に北京へ留学したのを機に北京へ移住。以来、北京歴20年強。オールアバウトの中国ガイドとして現地の情報を発信中。

日本に住んでいても、呼吸器が危険にさらされている人もいます。

呼吸器が汚れやすい環境にいる人の図

日本に住んでいても、日常的に呼吸器が汚れやすい環境で過ごしている人は少なくありません。たとえば、毎日タバコを吸っている人や、今は止めていても過去に10年以上タバコを吸っていた経験がある人と、その家族交通量の多い場所で生活や仕事をしている人、仕事で化学物質を扱っている人は注意が必要です。

さらに、
・慢性的にせきやたんが出る
・たんが切れにくかったり、黄色かったりする
・のどの奥にたんが絡む
・階段を上がったり軽い運動をしたりするとき、同年代の人よりも息切れしやすい
といった症状があれば、気管支の汚れが進んでいる可能性があります。

「せき・たん・息苦しさ」は、あなたの呼吸器からのSOS信号かもしれません

呼吸器の説明図

鼻から口、気管、肺といった“外から空気を取り入れて吐き出す器官”を総称して“呼吸器”と呼びます。鼻や口から取り入れた空気は気管を通って気管支に入り、さらにその先端にある肺胞に運ばれて、新鮮な空気と体内で生じた二酸化炭素の交換が行われるのです。

このとき、吸気中に含まれるホコリや煙、カビや細菌などの異物が肺にまで届かないようガードする役割を担っているのが、気管の内壁を覆っている「線毛」と「気道液」。気管支に入った異物を粘液が受け止め、線毛がエスカレーターのように動いて気管支から喉へと押し戻します。そして線毛の動きをサポートするのが気道液です。

タバコの煙や排気ガスが肺に及ぼす影響の図

線毛と気道液は、呼吸器の正常な働き、ひいては私たちの健康を維持するために欠かせない機能です。しかし、線毛はタバコの煙や排気ガスによる刺激を受けると、炎症を起こして脱毛してしまい、正しく機能できなくなることがあります。また、気道液の分泌量が減少するとたんの粘り気が強くなり、線毛の動きを妨げるようにもなってしまうのです。

線毛と気道液の働きで排出し切れなかった吸気中の汚れは、肺や気管に蓄積します。せきやたんが増えるのは、体がこれをなんとか外に出そうとしている証拠。つまり、慢性的に出るせきやたん=呼吸器からのSOS信号といえます。

肺は洗えませんが、日本を訪れる中国人観光客の方に人気の高い“気管支炎を改善する薬”を知っていますか?

一時の“爆買い”は落ち着いたものの、現在も中国人観光客の方に高い人気を誇る商品があります。小林製薬の「清肺湯 ダスモック」はそのなかのひとつ。All About 中国ガイドの鈴木晶子さんによると、中国国内での知名度も高いのだそう。


1日2回の使用で気管支の汚れをキレイにする清肺湯(せいはいとう)ダスモック
(外部サイト)

「清肺湯」というのは、16種類の生薬を配合した漢方薬。粘り気のあるたんを切りやすくする“去痰作用”と、気道の炎症を抑える“抗炎症作用”のふたつの作用で、気管支炎などを改善する効果が期待できます。また、近年の研究によって、「清肺湯」には気管支にある線毛の動きを活性化し、脱毛してしまった線毛の再生力を高める効果が期待されることが明らかになってきました。

「清肺湯 ダスモック」がこだわったのは“「清肺湯」の効果を余すことなく生かす”こと。生薬が持つ有効成分をなるべく多く抽出できるよう、エキスの製造工程を工夫しています。1日2回の服用で、気管支の状態を正常に近づけ、呼吸をラクにしていきます。

最近、せきやたんが出やすくなったと感じている人は、まずはこちらで自分の気管支の状態をチェックしてみてください。

自分の気管支&肺は大丈夫?と心配になった方は…「気管支の汚れセルフチェック」でまずは診断
(外部サイト)