血管年齢を測ってみたら、実年齢との差に驚きの結果も!? あなたの血管年齢は何歳ですか?

あなたは、ご自分の「血管年齢」が何歳かご存じですか?
加齢や生活習慣によって、「血管」も年をとります。血管の老化を放っておくと、心筋梗塞や脳卒中などの重大な血管事故を引き起こすリスクが高まることも…。

日々の健康維持のためには、しなやかな血管を保つための適切な“血管ケア”が大切です。
あなたの血管は老化していませんか?

「血管年齢」と実年齢は違う!? あなたの「血管年齢」は?

グラフ:血管年齢と実年齢に差はありましたか?

「血管年齢」とは、自分の血管の状態が何歳に相当するかを示す指標のことです。血管の硬さから導き出すことができ、硬くなるほど「血管年齢」は高くなります。実は、この「血管年齢」と実年齢は“異なる”可能性もあるのです。つまり、実年齢が40歳であっても、「血管年齢」は40歳とは限らないのです。

今回、30代以上の男女300人に「血管年齢」についての調査を実施したところ、70%以上の対象者で「血管年齢」と実年齢にギャップがあるということが明らかになりました。
中でも、大きな差が見られたのは、「実年齢+39歳」のAさん(男性・41歳)で、血管年齢は実年齢をはるかに上回る「80歳」…。一方、Bさん(男性・61歳)は「実年齢−22歳」で血管年齢は「39歳」でした。これほど大きなギャップが出る場合があるというのは驚きの結果でした。

アンケート回答者Aさん、Bさんのプロフィール

さらに、「血管年齢と実年齢に差はありましたか?」という質問に対する全対象者の回答では、「血管年齢が実年齢より上」の人が43.3%と最も多く、次いで、「血管年齢が実年齢と同じ」の人が29.2%、「血管年齢が実年齢より下」の人が27.5%でした。自分が思っている以上に「実年齢よりも血管年齢が高い」人が多いといえそうです。

また、「血管年齢を測定したきっかけ」について聞いたところ、「たまたま血管年齢の無料測定をやっていたから」が最も多い34.5%、続いて「テレビ等で血管年齢の番組を見て気になったから」が16.5%、「医者にすすめられて」が15.7%、「人間ドックのオプションで」が14.6%でした。潜在的に「血管年齢が気になっている」人が多いのかもしれません。

アンケートの回答にもありましたが、薬局やショッピングセンターなどでも無料で血管年齢測定を実施していたり、健康診断や人間ドックのオプション検査として血管年齢測定を受けることもできます。まずは、ご自身の血管年齢を知ることで、“血管ケア”をはじめるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

血管年齢が高まるとさまざまな健康リスクが…

イメージ画像:苦しそうに胸を押さえるシニア女性

では、「血管年齢」が高くなると、具体的にどんなリスクが高まるのでしょうか。
若々しく健康な血管はしなやかな状態ですが、加齢とともに血管も老化してしまいます。「人は血管とともに老いる」ともいわれるように、血管は老化が進むと、硬く、狭くなり、「動脈硬化」を引き起こしやすくなります。こうして動脈硬化が進み、カチコチになった血管は、血栓やコブができやすくなり、狭心症や心筋梗塞など「血管事故」と呼ばれる恐ろしい病気を引き起こすのです。

よく、首や腕などに血管が浮き出て見えることがありますよね?これは、動脈硬化が加齢とともにだんだん進行する時に見られる症状だといわれています。

血管の弾力性がなくなり、血液がスムーズに流れにくくなると血圧が上がり、ポンプの働きを担っている心臓に負担がかかります。その結果、心臓血管病が起こりやすくなるのです。逆に、血管が若々しく、しなやかな状態にあれば、心臓への負担が少なく、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞の予防が期待できます。

血管が若々しく、しなやかであることのメリットとは?

イメージ画像:ウォーキングするシニア夫婦

血流がスムーズになり、カラダにも好影響

血管には、酸素や栄養素をカラダのすみずみまで届けたり、老廃物を回収する役割があります。血管が若々しく、しなやかな状態だと、血流がスムーズになって全身の代謝を促進しやすくなり、カラダにとってさまざまな良い影響があります。

  • 疲れやだるさを感じにくくなる
  • 手足が冷えにくくなる
  • 肩こりを感じにくくなる
  • むくみが起こりにくくなる
  • 髪や肌の調子が整う

老化予防にも期待

昔から「人は血管とともに老いる」といわれ、老年期に入ると死因の中で高血圧や脳卒中、心臓病などの循環器病が占める割合が多くなります。逆に、若々しくしなやかな血管を保つことができれば、カラダにも下記のような良い影響があります。

  • 血圧が上がりにくくなる
  • 心臓に負荷がかかりにくくなる
  • 心臓血管病が起こりにくくなる

最近の研究では、「中高年・女性においては、動脈硬化が進んでいるほどお肌のシミが大きい」ということも報告されています。 一方で、男性においてはこのような傾向は見られませんでした*。女性にとっては、健康的な血管を維持する一つの手段として、お肌のシミは重要なサインであるといえそうです。

*愛媛大学医学部皮膚科学教室 宮脇さおり先生らの研究結果による第28回日本老年医学会総会、第55回日本老年医学会学術集会発表「日本女性のしみと動脈硬化の関係について」(2013年)の発表データ

毎日の食事や生活習慣の改善で、血管老化のリスクに立ち向かう

イメージ画像:食卓でみそ汁と箸を持つ手元のアップ

あなたは、血管にとって良い食生活・生活習慣を送っていますか?加齢や高血圧、高血糖、高コレステロール、高中性脂肪、肥満といった動脈硬化の危険因子が重なると、動脈硬化のリスクは相乗的に高くなります。特に食習慣と血管のすこやかさは密接な関係にあるため、日々の食生活においても、塩分や糖質、脂質などに気を配ることが大切です。

“血管ケア”を意識した食生活のポイントは、大きく5つ。当てはまる項目が多いほど、高血糖や高血圧などの生活習慣病を引き起こしにくい食生活といえます。1日3食の食事を徹底することは難しいかもしれませんが、一つ一つ見直していくことが、若々しくしなやかな血管を保つ上で重要です。あなたは、いくつ実践できていますか?

  1. 炭水化物を摂り過ぎない
  2. 野菜を多く摂るようにする
  3. 朝食はきちんと食べる
  4. お酒を飲み過ぎない
  5. 塩分を摂り過ぎない

また、食事だけでなく、ウォーキングやかかとの上下運動など手軽にできる運動を行ったり、十分な睡眠をとるなどの生活習慣の改善も血管をしなやかに保つためにとても大切です。

今回の調査でも、「血管年齢測定をしてみて、これから気をつけようと思ったことは?」という質問に対し、「定期的な運動」と回答した人の28.1%に続き、「食生活の改善」が26.9%でした。生活習慣を大きく変えるのではなく、日々の生活に無理なく取り入れることのできる運動とともに食事に対する意識が高いことがうかがえます。

血管のしなやかさ改善に期待の成分とは

「血管年齢」の若返りや、血管のしなやかさ改善が期待される成分として注目を集めている「年齢ペプチド」をご存じですか?
「年齢ペプチド」は、乳酸菌研究の過程で発見された乳由来の健康成分であり、8週間摂取し続けることで、血管の柔軟性が改善されることが確認されています。

グラフ:「年齢ペプチド」による血管柔軟性改善

血管のしなやかさ改善が期待できる「年齢ペプチド」の研究データは、下記のリンク先サイトでもご紹介しています。

出典・参考
公益財団法人 循環器病研究振興財団『知っておきたい循環器病あれこれ』