ウイルス・細菌特集

バイ菌やウイルスの侵入経路

二枚貝に注意!
二枚貝に注意!
牡蠣などの二枚貝はウイルスを溜め込んでいる場合があり、生の状態で摂取することで感染します。冬は牡蠣が美味しい季節ですが注意が必要です。
また、二枚貝に限らず食品を介した感染も起こりえます。例えば、感染している人が消毒を不十分のまま調理をしてしまうと、ウイルスが食品に付着し、その食品を食べてしまうことで感染してしまうのです。
人から人への感染も!
人から人への感染も!
ウイルス感染者の嘔吐物を処理して消毒しないまま放置した場合、乾燥した後でウイルスは空中を浮遊し、それを吸い込んでしまうことで感染する場合もあります。感染者が使用したトイレも飛び散ったウイルスが浮遊している可能性がある場所です。

ついつい見落としがち、対策が必要な場所

ついつい見落としがち、対策が必要な場所
キッチンやトイレなどは、気をつける方も多いでしょうが、それ以外の場所にも対策が必要です。とくに対策が必要なのは、手を触れる場所。感染者は手洗いを心がけたつもりでも、かなりの量のウイルスを手に付着させていることが少なくありません。感染者が触れたドアノブや手すりなどを他の人が触れ、その手で目をこすったり、鼻を触ったりすることで粘膜に入り込み、そこからウイルスが繁殖してしまうことがあります。

バイ菌やウイルスへの感染を防ぐためにできること

バイ菌やウイルスへの感染を防ぐためにできること
食べ物はしっかり加熱
一般的にウイルスは熱に弱く、加熱処理を行うことでウイルスの活性を失わせることができます。ウイルスに汚染された可能性のある二枚貝などの食品を加熱調理する場合には、中心部が85~90℃の状態で90秒以上加熱することが望ましいとされています。

調理器具の消毒も忘れずに
ウイルスに汚染された可能性のある食品を調理したときは、使用した調理器具を洗剤などで十分に洗浄した後、0.02%の次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤など)で浸すようにふき取ります。また、感染者が使用した食器類も同様の処置を行ってください。なお、包丁などの金属製調理器具の場合には、次亜塩素酸ナトリウムを使用すると腐食が生じる可能性があるので気をつけましょう。

手がよく触れる場所にも注意
ウイルスの感染者が発生した場合、ドアノブ、カーテン、衣類、日用品などにもウイルスが付着している可能性があります。手指や調理器具だけでなく、手が触れることが多い、ドアノブなども消毒しましょう。その際、次亜塩素酸ナトリウムは色柄物を脱色したり、金属を腐食させる性質があるので、注意しましょう。

嘔吐物などの処理はしっかりと
床などに飛び散った患者の嘔吐物や便を処理する場合には、マスク、使い捨てのエプロン、手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオルなどで静かにふき取ります。汚物をふき取った後は0.02%の次亜塩素酸ナトリウムを用いて床を消毒します。その際に使用したペーパータオルは、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを十分量入れたビニール袋に入れて廃棄してください。
また、便や嘔吐物をトイレに流すときには、汚物中のウイルスが舞い上がらないよう、便器のフタをしっかり閉めてから洗い流すようにしてください。なお、その時に触れたトイレのレバーなども消毒が必要です。

日常的な除菌でいざという時に備える
もちろん、日頃からの除菌も大切です。アルコール除菌スプレーを使えば、手軽に除菌できるので、人が手を触れることが多い場所は、日常的に除菌しましょう。使用後の拭き取りや水洗いが必要ないのも利点のひとつです。除菌すべき場所がアタマに入っていれば、いざという時も慌てる必要がなくなります。

アルコール除菌スプレーを使うときは
家庭のさまざまな場所で利用できるアルコール除菌スプレー。気になる場所に吹きかけるだけという手軽さや布地、金属にも使えるため、多くの方が利用していることと思います。
アルコール除菌スプレーはその名の通り、配合されたアルコールの効果で除菌を行います。アルコールの濃度によってその効果が変わってくるため、除菌したい場所が濡れているとその効果が薄れてしまいます。利用したい場所が乾いているか確かめてから使ってください。また、アルコールは引火しやすい物質ですから火気のそばで使うときには十分な注意が必要です。
こまめに使うことも大切なことのひとつ。効果が何日も持続するわけではないので、毎日使うことを心がけましょう。

ノンエンベロープウイルスってなに?

ノンエンベロープウイルスってなに?
ウイルスはエンベロープ(=油質性の膜)のあるウイルスとないウイルス(=ノンエンベロープウイルス)に分けられます。エンベロープのあるウイルスは、一般的な消毒剤からダメージを受けやすいのに対し、ノンエンベロープウイルスはダメージを受けにくいため、塩素以外の消毒剤が一般的に効きにくいとされています。ただし、pHを酸性にしたアルコール消毒剤であれば除菌効果が期待できるので、ノンエンベロープウイルスの対策には、そのようなものを選んでみましょう。
監修 | 医学博士 五十嵐 祐子

監修医学博士 五十嵐 祐子

帝京大学医学部卒
東京医科大学病院内科学講座入局
当院循環器内科入局
循環器内科講師・循環器内科外来医長にて現在に至る

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掲載期間 : 2017年12月8日~2018年2月7日

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