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「治す」から「守る」へ――人生100年時代、健康な目で生きるために

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Sponsored by 東海光学株式会社

配信期間:2017/11/22(水)〜12/21(木)

スマートフォンの普及や長寿化など、人の目を取り巻く環境は大きく様変わりしている。90歳以上の人口は200万人を超え、100歳以上は全国で6万7千人と過去最高になった。まもなく「人生100年時代」を迎える今、長い人生を元気な目で生きるためには――。目の病気の現状や予防法を専門医が解説。欧米で失明原因1位となった目の病「加齢黄斑変性」を例に、目を健康に保つためのヒントを探った。

目の健康、気にしていますか? 現代社会の目を取り巻く環境

人間の得る情報の8割は目から

国内の2016年の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳(厚生労働省調べ)。前年に比べ、男性は0.23歳、女性は0.15歳延びた。90歳以上の人口は200万人を超え、100歳以上は全国で6万7千人(2017年9月15日現在)と過去最高になった。2017年10月現在、最高齢は117歳だ。 9月には政府が第1回「人生100年時代構想会議」を開催。長寿社会をいかに健康に元気に生きるかは、いまや国全体の課題となっている。

長い人生を、活力をもって生きるために大切なもの、目の健康もその一つだろう。専門医である医療法人REC名古屋アイクリニック・中村友昭院長によると、人は情報の約8割を視覚から得ているのだという。 しかしパソコン、スマートフォンが普及し、昔とは違う環境で目を使うことが多くなった今、「スマートフォンの使いすぎから起こる目の病も生まれている」と中村院長は話す。20代、30代の人たちへの街頭インタビューでも、目の疲れや痛みをよく感じると答えた人が多かった。

若者に「スマホ老眼」という症状も出始めている

「スマホ」「カラコン」 若い世代の目の病

どんな症状なのか。どうして疲れてしまうのか。 「目がチカチカする」「スマホを夜、見るのがやめられない」。20代、30代のインタビューでよく聞こえてきた言葉が「スマホ」。スマートフォンが普及したがゆえに、「スマホ老眼」という症状も出始めているという。中村院長によると、「老眼になるのは普通、40代半ばくらいからだが、スマホを見続けることによって20代、30代にも、近くを見る時にピントがあわなくなる『近見障害(老眼)』になる恐れがある」という。 2016年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の小学生は31.46%、中学生は54.63%、高校生は65.99%と過去最悪になった。「スマートフォンやテレビゲームの長時間利用が影響したのではないか」とされており、子どもがスマホ老眼になることも危惧されている。

若い人たちに顕著な新しい眼病としては「アトピー性白内障にかかる人が増えている」という。さらに「注意したいのがカラーコンタクトレンズの使い方。格安のカラコンを購入し、友達と使い回ししている人もいる。こうした使い方を続ければ、最悪の場合には失明することもある。もしも20代で目が見えなくなったら、あと何十年、目が見えないまま過ごしていくのか考えてほしい」と中村院長は警鐘を鳴らす。

「日本では若い人で病院へ診察に来るのは症状がひどくなってからがほとんど。陰で目の病に悩んでいる人も多いはず。目は正直に反応する。目がゴロゴロする。開けにくい。充血する。目が赤くなるということは『何かの病が来ている』と警告しているようなもの。安易に目薬を差す前に眼科医などに見てもらうことが大切です」(中村院長)

モノが歪んで見える 中心が見えない 加齢黄斑変性とは?

「影で物が見えない」加齢黄斑変性

「目の病気になるのは想像がつかない」「(目には)あまり気をつかえてないかもしれない」。20代、30代からはそういった声も聞こえてくるが、普段の生活の中で当たり前に受けている太陽の光が影響して目の病を引き起こすこともある。それが「加齢黄斑変性」だ。

網膜の中央部分にある、物を見るための黄斑という部分に異常が現れる眼病で、欧米では失明原因の第1位。2011年度難治性疾患研究班情報によると、福岡県久山町の住民を対象にして1998年に行われた研究では、50歳以上の住民の0.87%が加齢黄斑変性を発症、その9年後に行われた再調査では1.3%と増加した。この時点で日本全体の推定患者数が69万人と増えていることが推定された。今は日本での失明原因の第4位となっている。

加齢黄斑変性は50歳以上の人に多いといわれる。自然科学研究機構特任教授で医学博士の小泉周医師によると、「ルテインの低下が原因のひとつ」なのだという。「(太陽光に含まれる)青色光(ブルーライト)には目に障害をおよぼす危険性があり、ルテインがこの青色光から目を保護している。ルテインがなくなると目に直接、青色光がぶつかり障害が起こると考えられている。ルテインは体の中では作れないが、ホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれている。食生活の欧米化に伴い緑黄色野菜を食べる機会が減っていることから、病にかかるリスクが増えている」と小泉氏は分析する。

どんな症状なのか、患者に聞く

「物を見ると中心部に黒いパイナップルのような影が大きく見えて、隠されて見えない。これまで見えていたのに見えなくなった」

木俣由紀子さん(49)は発病当時を振り返る。治療後、黒いパイナップルのような影は見えなくなったが、今もすべてがぼやけるという。文庫本は文字が小さくて読みづらいので読まない。テレビは1メートル以内に近づいて見る。暗いと物が見づらいので、夜はなるべく出かけない。「毎日不便なことだらけです」と木俣さん。

「物が歪んで見える。中心に当たるものが暗く見える。1、2メートル離れた人の顔が見えない。みんな症状は様々だが、とにかく見づらくなるのが特徴」と加齢黄斑変性友の会代表世話人・高橋英夫さん(69)は話す。高橋さんがかかった加齢黄斑変性は萎縮型というもので、現在治療法はない。それだけに「『加齢黄斑変性』と言われたとき、頭が真っ白になった」という。

ルテインに害を与える光とは

こうした目の病気の増加を受け、メガネレンズ専門メーカーの東海光学(愛知県岡崎市)では、ルテインの損傷を防ぐための研究開発に力を入れている。

東海光学開発部の長尾淳司さんは「眼の網膜に光が達して物は見える。最も感度が高い部分が黄斑部。ただその光の一部が目の奥の網膜の中心にある黄斑部に達することによって、ルテインが劣化してしまう。一番障害を与えやすい光はHEVと呼ばれるもの」と指摘する。HEVとは波長が400~420ナノメートルの青色光(ブルーライト)で、目にダメージを与えると言われている。つまり、ルテインに害を与えるHEVを出来る限り目に浴びさせないことが、目を守ることにつながるのだという。

東海光学・長尾淳司さん

目を「治す」時代から、「守る」時代へ

スマホ老眼、アトピー性白内障、加齢黄斑変性……。小泉医師は「これまでは目の病気に早めに気づいて早めに治療する、いわば病気になることがスタートラインだった。しかし長寿化し、目をよく使うようになった今の時代、病気になる前に予防することが大切だ」と語る。『加齢黄斑変性』を予防するためには、「毎日の食事に緑黄色野菜を積極的に取り入れるなどしてルテインを補い、若いうちからずっとルテインを保持していくことが大切です」

名古屋アイクリニックの中村院長は、定期的な目のセルフチェックを勧める。 「片目を隠して物を見てみると、どちらかの目が悪いことがわかるかもしれない。また複数の縦横の線が入った格子線を見てみると、線がゆがんで見えるかもしれない。これはチェックして初めてわかること」とアドバイスする。その他にも目の健康を守る方法、チェックする方法はあるという。「常に対象物との距離をとること、スマホやパソコンのモニターを適度な明るさにする、などいろいろとあるので試してみると良いでしょう」(中村院長)

病にかかる前にまず「予防」。オーストラリアでは紫外線による目の健康被害を予防するため、子どものサングラス着用を義務付けるなど、目を守ることを日常的に行っている。

若い世代も目の危険について気づいてほしいと話す中村院長

人生100年時代にどう向き合う?

目を守り、「100年健康」で

まもなく「人生100年時代」を迎える日本。長い人生を元気に過ごすために、目も同じように100年、健康でありたい。

20~30代の若者は言う。 「おいしいものを食べて、いろんな所に出かけて、やりたいことができる体でいたい」 「景色が見えたら、いろんな感情も出てくると思うので、一番目が大事かな」 「目もしっかりしていないと、100年楽しめないだろう」

高齢になったときにはどうか。目の健康が生活や体によい影響を与えることも。 「高齢になっても目が健康であれば、家の中から外まで行動範囲が広がっていく。体を動かすことで体全体のバランスもよくなり、血圧がさがった例もあります」(中村院長)

「目にとって大切なものは何かを常に考え、目を守り健康な毎日をサポートする」ために研究開発を続ける東海光学の長尾さんは、「将来にわたってどんな形であれ、お客様に良い生活を提供できるようこれからも取り組んでいきたい」と力を込めて語った。

記事制作:メ~テレ 動画:坂俊也 取材・文:佐藤大介